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ようこそ飼い主とペットの心のケアのページへ
飼い主の精神状態や、人間にとってはほんの些細な環境の変化などが、犬や猫など
のペットの心に及ぼす影響は少なくありません。お互いが元気でいるためには、
飼い主がペットの変化を敏感に感じ取ることが必要です。
そして、ペットの病気や異常に動揺することなく、ペットを安心させる対応、つまり、
ペットの心のケア、または飼い主の心のケアを図ることが大切です。
犬や猫は、精神を不安定にさせる変化が起こると、心や身体などの健康上に問題を
発生するケースがよく見られます。
飼い主にかまってもらえなくなった時、新入りのペットの登場、引越しや部屋の模様
替え、緊張や不安などストレスを感じることが長く続いている時、また一番なついて
いる人が病気になった時など、それらの影響が精神的にも身体的にもダメージを
与えることが多いのです。
人間はストレスがたまると押さえようとしますが、動物は発散させようとします。
それが、狂暴になったり、イライラするといった異常行動という形に現れる場合も
あります。
また、食欲不振や下痢、衰弱などの体調不良が見られた場合、特にこれといった
病気がなければ、心のストレスが原因となっている可能性もあり、心のケアが必要に
なってきます。
家族と一緒に暮らしているペットは、自分への興味が薄れたり、縄張りを失ったり
したとき、大きな喪失感を味わうといいます。
また、暮らしている家族の構成が変わった場合、飼い主が忙しくてかまってもらえなく
なったとき、長期の留守をした場合なども、同じような状況になります。
このような喪失感を味わった動物は、健康状態が低下することがよくあるようです。
体調のすぐれないペットを見て心配になった飼い主は、必要以上に甘やかして
しまいがちです。しかし、この行動が逆にペットの症状を悪化させることにも
なりかねません。このままでいると飼い主にかまってもらえると、ペットが思ってしまう
ことも考えられるのです。
動物も人間と同じように、それぞれ個性があります。何が気になり、どのような環境で
安心できるかは、それぞれ異なります。喪失感から起こる病気を防ぐためには、
一匹一匹の個性をしっかり理解して、それぞれに合った対策を立てることが大切です。
ペットの健康は、飼い主の影響も大きく受けます。犬や猫は飼い主の態度や声の
トーン、表情などによって、相手の感情の変化を敏感に読み取っているといいます。
たとえば、よくけんかが起きる家庭では、人間が発散する怒りや悲しみの感情を、
ペットが吸収することがよくあります。それによって、大きな心のストレスを感じた
ペットは、落ち着きをなくしたり、皮膚や膀胱などに炎症を起こすといった異常がよく
見られます。
また、ペットの体調不良や異常に気がついた飼い主がひどく不安がったりした場合、
ペット自身の不安感を大きくし、免疫力を低下させてしまうことも考えられます。
ペットが病気をした場合、飼い主はできるだけ心をリラックスし、平静に対処していく
ことが大切です。
そして、ペットの治癒力を信じて、ケアを図りつつ獣医さんと相談しながら慎重に
治療を行っていくことです。
ペットを不安にしないためにも、まずは飼い主がしっかりした心構えを持ち、心のケア
をとることが必要です。
犬や猫の平均寿命は人間よりもずっと短いので、ペットを飼っている人のほとんどが、
いつかは悲しい別れを経験することになります。
また、突然の病気や事故によって、愛するペットが急に目の前から消えてしまうことも
あるのです。
ペットを飼うからには、いつかはこのつらい時を迎えなければならないとの覚悟を
持って、愛情を持って、大切に世話をすることがとても大切です。
犬にも、猫にもいつかは必ず訪れる、死。大切なペットの死は、飼い主にとても大きな
心のダメージを与えます。
特に、子どものいない夫婦や一人暮らしの人、ペットが親友だった子どもなどの場合、
その悲しみはより一層深いものがあります。
また、死が突然で予測できないものであったり、ひょっとすると避けられたのでは
ないかと思わる事故などであれば、その失望感はさらに強いものになってしまいます。
ペットの死をなかなか受け入れられない気持ち、「もっとこうしてあげればよかった」
「こんなことしなければよかった」といった後悔、ペットがいたことで忘れていた孤独感
など、ペットの死がもたらす心のダメージは、人によって様々です。
ここで、スピリチュアリズムの観点から、ペットの死についての見方を紹介いたします。
そして、適切な心のケアが図れれば嬉しく思います。
愛するペットは死後どうなるのだろうか。愛するペットと霊界で再会できるのだろうか。
結論を言えば、愛をもって可愛がったペット(死別を悲しむ程の)は、その人が死んで
霊界に入った時、必ず迎えに来てくれるといいます。
喜ばしい“再会”は約束されていて、悲しみは不要なのです。
人間は神によって、永遠の存在――“個別性”を持って永遠に生きる存在として
造られています。
私という存在は永遠の私であり続けます。神の中に“融合”して、私がなくなるような
ことは決してないのです。
しかし、動物はこの点では人間と全く異なっています。地上生活中、動物は肉体と
幽体を持っていますが、人間のような霊体はありません。
そして死後は幽体のみとなり、地上時代に人間からの愛を受けた場合のみ、
この幽体の形態がしばらくの間維持されます。そして飼い主が幽界に入ってくるまで
待ち続けるのです。
だから、かわいがったペットとは必ず再会できるようになります。
もし人間の愛がない時は、死とともに生命(霊)は、動物の類魂(同種類の動物の
生命素の集合)の中に吸収されて“個性”を失います。
ゆえに再会は飼い主の愛ひとつにかかっている、ということになるのです。
幽体として存在するか否かは、人間の愛によって左右されるのであり、その意味で、
人間は神の創造性の一部を代行しているとも言えます。
いかがですか。少し現実的とはいえないかもしれませんが、何らかの気づきにより、
ペットを失う喪失感や悲しみの極地から開放されることができ、心のケアが図れれば
大変嬉しく思います。
特に、子どもの場合などは、ペットの死が与える心のダメージに対し、十分な心のケア
や適切な対処をしてあげなければなりません。
まずは、ごまかしたり嘘をついたりせず、こうした正しい見方を理解させることに努め、
そして、子どもが死について誤解を抱かせないように心のケアを行って配慮したいもの
です。
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