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の毎日の生活に関係するトイレ、食事、散歩のしつけは、だいたい生後2ヶ月から
6ヶ月の子犬の間に済ませてしまうことが理想的です。

成犬になってからでは、一般的にしつけに時間がかかり、大変な作業になります。
(短期間での解決策もないことはありません)

人間と犬がともに快適に暮らすためには、まずトイレのしつけを徹底させることです。

子犬にトイレのしつけをすることを、アメリカでは「ハウス・ブレーキング(家を壊す)」と
呼びますが、これは、しつけに苦労するところからきているからでしょうか。

しかし、犬は本来とてもきれい好きな動物です。自分の寝場所がわかると、そこから
離れた場所で排泄するようになります。

また、一度排泄して自分のにおいがついてしまうと、同じ場所に排泄するように
なります。

この習性をうまく利用して、排泄の兆候が見えたら、トイレに連れて行きます。
この繰り返しをすれば、早い犬で1日、遅くても2〜3週間でトイレをしつけることが
できます。

犬が排泄をしたくなるタイミングは、目覚めたとき、食事の後、運動した後です。
このタイミングを見計らい、トイレに連れて行きましょう。

また、そわそわしながら床のにおいをかぎまわっているときも、トイレに行きたがって
いるサインになります。

また、うまくできなくても決して叱ってはいけません。生後2〜3ヶ月の子犬は排泄の
コントロールも思うようにいかず、なぜ叱られたのか見当がつきません。

ともすると、部屋の隅で隠れて排泄するようになるなど、逆効果にしかなりません。

もしトイレ以外の場所でそそうをしたときは、その場所ににおいが残らないように
徹底して、速やかに掃除をして、次のタイミングをはかって、トイレの場所を根気よく
教えるようにしましょう。


食事のしつけで重要なことは、甘やかさないことです。適量をこえて与えたり、
欲しがるからといって決められた時間外や、人間の食事を与えてはいけません。
これは犬の健康のための管理でもあります。

食事は毎日同じ時間に決まった場所で決められた量を与えることが、しつけの面でも
健康管理の面でも基本になります。

食事の時間と場所と量を決めてしつけてしまえば、散歩中に「拾い食い」することも
ありませんし、家族が食べているものを欲しがったりすることもありません。

また、犬は雑食性で何でもよく食べるのですが、喜んで食べるからといって、
量を与えすぎると、肥満の原因になります。
肥満は病気のもとになりますから、過食はさせないようにくれぐれも気をつけましょう。


犬にとって散歩とは、犬の三大欲のひとつであり、運動能力を高め、ストレスの解消の
ためにも欠かすことのできないものです。

多くの運動量を要求する犬種などもいますが、それらの特性を加味した上で、
散歩の運動量や距離は、無理のない範囲で飼い主が決めていきましょう。

散歩の途中、もし、人に対してほえたりするようなことがあったら、リードを強くしゃくる
ように引っ張って、犬に注意します。同時に、飼い主が相手に対して謝るなど、
当然のマナーを心がけましょう。


ハウスとは、犬をゲージや犬舎に入れることです。
普段からハウスのしつけをしておくと、留守にするときや自動車で移動するとき、
家に来客があったときなども、犬をおとなしくさせておけます。

しつけ方は、「ハウスにいればよいことがある」と思わせることが大切です。
このしつけを行うときには、おやつなどのごほうびを利用します。

ごほうびをケージ(または犬舎)の中に投げ入れて、「ハウス」と命令します。
犬が中に入ったら、すぐに扉を閉めたりせず、様子を見てやります。

そして犬が入り口の方を向いたら、ごほうびを与えます。

これを繰り返し、犬がケージ(犬舎)から出なくなったら、静かに扉を閉めましょう。

ケージ(犬舎)は、懲罰として使用せず、また2時間以上犬を入れっぱなしにすることも
避けます。

ケージ(犬舎)に対して、悪いイメージを持たせないことが重要です。


犬に見られる問題行動の多くは、しつけの仕方を間違えていることが原因です。
特に、しつけが重要となる子犬のころの過ごし方は、あとあとまで大きく影響してきます。

もし犬の行動が問題であれば、なぜ、そのような行動をとるのか、意味を探らなければ
いけません。

たとえば、問題行動の背景に、以下のような事情がないかを考えてみましょう。

@飼い主がリーダーとしての役割を果たしていない
A家の改築など、住環境に変化があった
B家庭内の人間関係に問題がある
C散歩などの運動量が不足がちである
D健康状態や栄養状態がよくない

これらは、犬の問題行動につながる主な要因です。

問題行動の改善は重要ですが、同時に、飼い主や家族の考え方や犬への接し方で
変えられる点もあります。犬と人の両面から、問題行動を分析する必要があるでしょう。






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