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●犬鉤虫症(いぬこうちゅうしょう)
犬鉤虫は鋭い3対の牙を持ち、この歯で犬の腸粘膜に食いつき、血を吸います。
内部寄生虫の中でも特に大きい障害を引き起こし、ときには寄生された犬が
衰弱死することもあります。
【原因と症状】
犬鉤虫の主な感染経路は、卵が犬の食物について、それを食べたときに口から
侵入する、妊娠した犬の胎盤を通って胎児に感染する、犬鉤虫の幼虫が皮膚に
ついて侵入する、などです。初めのうちは目立った症状も現れませんが、やがて
激しい下痢や血便が続き、慢性の貧血や栄養不足、食欲不振となります。
特に子犬は、大量に寄生されることで小腸内の出血、それにともなう貧血で
死亡することもあります。
【家庭での処置】
犬の排泄物は速やかに処理すること。また、散歩中など、ほかの犬の排泄物に
近づけないように注意します。できれば、定期的に犬の検便検査を行うとよい
でしょう。
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