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ようこそ循環器の病気(フィラリア症)のページへ
●フィラリア症
フィラリアは、昔から多い病気で、近年は予防法の確立や環境の変化により
発病数も減少してきましたが、油断のできない恐ろしい病気です。
【原因と症状】
フィラリアは、主にイヌ科の動物の心臓や血管などに寄生します。体長20〜
30cmほどの長さで、蚊を媒介として感染します。
フィラリアに感染している犬から、蚊が血を吸うと、そのときに血液中のミクロ
フィラリア(フィラリアの幼虫)を一緒に吸います。ミクロフィラリアは、蚊の
体内で少し成長し、次に蚊が犬の血を吸うときに蚊が刺した傷から犬の体内に
侵入します。そのあとは犬の体内で数ヶ月間発育を続け、やがて心臓の右心室や
肺動脈などにたどり着き、成虫になります。
成虫になったフィラリアは、心臓などで詰まったり、心臓の弁膜などを傷つけ
たり、血管の流れに悪影響を与えてさまざまな障害を引き起こします。
その症状はフィラリアの寄生数や寄生部位によって異なりますが、主な症状と
しては、喘息のようなせき、腹水(腹腔内に水がたまること)、血色素尿
(血の混じった赤褐色の尿)を排泄すること、心臓の負担のための失神などです。
【家庭での処置】
フィラリアの駆除が難しいのは、心臓にいるため、死んでも肺の血管に詰まって
障害を起こしてしますことです。
現在では、予防法として蚊のいる季節に月1回薬を飲ませます。この薬は心臓に
到達する前のフィラリアの幼虫を駆除するためのものですが、1ヶ月経たないと
薬の効き目が現れないので、実際は蚊が出てくる1ヶ月前から飲み始め、蚊が
いなくなってから1ヵ月後まで飲ませます。この薬は、必ずあらかじめ犬の
検査を行い、獣医の指示を受けて飲ませるようにすることが大切です。
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